23Feb
GAMスクエア キクタニです。
今日は 実際にAutocadを操作する際の、背景色のお話です。
作図ウィンドウはお好きな色で?
Autocadでは作業をする画面【作図ウィンドウ】の背景色を好きな色にカスタマイズできます。
「作業するときは、ご自分の好きな背景色で楽しくお仕事してくださいね。」ということも可能です。
ですが建築系Autocadユーザーは、背景色に ほぼ100%「黒」を選んでいます。なぜなのでしょう。
それにはちゃんと理由があります!
「背景色に黒」を選択する理由とは・・・
まずはじめに・・・CADには、レイヤー (画層)という概念があります。
出力した図面は全て黒い線であっても、太く表現したい、いや細線がわかりやすいかな など、
図面に強弱をつけてわかりやすい表現にするために 画層の色に線の強弱が設定できる様になっています。
例えば、白は太く表現したい、水色は少し細めかな、黄緑は極細にしよう、といった感じ。
なのでCAD画面の中には いつもカラフルな色達であふれています。
そこで、背景をいろいろな色にしてみました。
結果は一目瞭然!
背景色が黒以外だと、見ずらい色が出てしまうんです。
イメージでは、一番 白が見やすいような気もしますが、背景色を白にすると・・たとえば黄色がとっても見ずらいっ。
なのでAutocadユーザーのほとんどは 黒い画面で作図作業を行います。これは他のCADソフトユーザーでも同様といえます。
黒一色でプリントアウトされることが多い図面が、画面の中ではカラフルな線で表現されているのは、あまり知られてはいないところではないでしょうか。
実際の背景色設定方法などは、CAD操作方法ブログの中で またご紹介していきます。