29Feb
AutoCADには、数々のハッチングパターンがプレインストールされています。
斜め線、ドット、格子柄などなど 様々なシチュエーションに合わせて使用でき、またご自分でハッチングパターンをカスタマイズすることも可能です。
ハッチングパターンをカスタマイズすることによって、たとえば実際の物件で使用するタイルのサイズにあわせたタイル割ハッチングなどを作成することができます。
詳しいハッチングパターンの作成・設定方法は、また別の機会に詳しくお話しするとして・・・
今回は、ソリッドとグラデーションで遊んでみます!
今回は、ハッチングを利用して、遊んでみます。
まず、円を描きます。次に、ハッチングパターンからソリッド(塗りつぶし)を選択しイエローで塗りつぶしハッチングをかけてみます。なんとなく、夜空に浮かぶ満月に見えてきませんか?でもここは、より満月に見えるようにもう少し頑張ってみたいところ。
そこでハッチングパターンをソリッドから、より球体のイメージが表現しやすくなるグラデーションに変更し、円の中心部分と外側を2色に分けてハッチングしてみます。すると・・・より、満月らしくなってきました!!
さらに、月夜の雰囲気を演出するために、背景のブラック部分も「濃紺とブラック」の2色でグラデーションハッチングをかけてみます。
あっというまに、夜空に浮かぶ満月の出来上がりです!
本日のまとめ・・・建築作図以外でCADを利用すると、意外にもCADスキルアップにつながります。
今回はソリッドとグラデーションのハッチンパターンで満月を描いてみる方法をご紹介をしましたが、
イラストを作図するなど CADを建築以外の用途で利用してみると、
意外にもCADスキルアップにつながります。
たとえば今回のように、より満月に見えるにはどうすればいいだろう・・・と色々試行錯誤を繰り返すことで、ハッチングコマンドの諸々のテクニックを覚えることができ、
それが「建築作図作業を行うときの図面表現力が養われる」という結果につながるのです。
いつもかっこよく図面を描くのもいいけれど、たまにはその手を少しだけとめて 楽しくCADスキルをアップをめざしてみてはいかがですか。